東京都建設業許可申請・経営事項審査申請・入札参加資格申請のことなら、行政書士法人スマートサイドにお任せください。

東京都建設業許可申請・経営事項審査・入札参加資格申請

行政書士法人スマートサイド

東京都の建設業許可申請全般に精通した行政書士事務所です。
 
112-0002  東京都文京区小石川1-3-23  ル・ビジュー601

営業時間

7:00~15:00
(土日祝を除く)

臨時対応

休日夜間対応します。
事前にご連絡ください。

【動画:3-3】
直前3年の施工金額・工事経歴書の書き方

解説:直前3年の施工金額・工事経歴書の書き方

株式会社Y建設

公共工事・経審受審の有無無し
決算期第11期(H30.4~H31.3)
財務諸表における消費税の扱い税抜き記載
決算期の売上1億円
兼業の売上あり(全体の3割程度)
許可業種内装工事と管工事の2業種
許可業種の工事高の割合内装10割:管工事0
内装工事の元請下請の割合元請1割:下請9割

内装工事・管工事の2業種を持っている株式会社Y建設を例にして、「様式第三号:直前3年の工事施工金額」と「様式第二号:工事経歴書」の記載の仕方を見ていきましょう。

様式第三号:直前3年の各事業年度における工事施工金額

  1. Y建設の財務諸表は「税抜き記載」で作成されているので、「税抜」に〇をします。
  2. 決算期の売上(1億円)のうち、全体の3割は兼業事業(工事以外の物販など)によるものですから、工事の売上高は、7000万円になりますね。
  3. Y建設は、内装工事の許可と管工事の許可を持っていますが、実際は、内装工事を主に行い、管工事は行っていません。工事高の割合は、「内装工事10割:管工事0」です。そうすると、工事の売上高7000万円はすべて内装工事の売上高に割り振ることができます。
  4. 内装工事7000万円の売上高のうち、元請:下請の割合は、「1:9」です。Y建設は公共工事を行っていません。よって、内装工事の割り振りは、『元請(公共)0円、元請(民間)700万円、下請6300万円』となります。

以上を前提に、「第11期:H30.4~H31.3」までの売上金額を、順に当てはめて記載していくことになります。

なお、「その他の建設工事の施工金額」の欄には、許可業種以外の工事の売上高を記載します。Y建設には、許可業種である内装工事の売上しかなく、許可業種以外の工事(例えば、防水工事やとび・土工・コンクリート工事)の売上は0ですから「その他の建設工事の施工金額」には「0」を記入します。

様式第二号:工事経歴書

  1. Y建設の財務諸表は「税抜き記載」で作成されているので、「税抜」に〇をします。
  2. 工事経歴書は、許可業種ごとに作成します。工事実績がなくても添付することを求められています。Y建設は内装工事の実績はありますが、管工事については実績がないので、管工事の工事経歴書には「実績はございません」と記入しましょう。
  3. 内装工事の工事経歴書には、「内装工事7000万円の売上高のすべての工事」を記載しなければならないわけではありません。通常は、元請下請関係なく、「請負代金の額」の大きい方から10件記載します。
  4. 「第11期:H30.4~H31.3」の内装工事のうち、金額の大きい方から10件をピックアップし、「注文者」「元請下請の別」「工事名」「工事現場」「配置技術者の氏名」「請負代金の金額」「工期」をそれぞれ記載します。

この事例では、Y建設は「公共工事・経審の受審:無し」なので、工事経歴書は、金額の大きい方から順に10件記載していくことになります。

もし仮にY建設が「経営事項審査」を受審する場合、上記とは異なる、経営事項審査用の特殊なルールに基づいて工事経歴書を作成しなくてはなりません。


【この記事の監修・執筆責任者】


東京都行政書士会:文京支部所属(行政書士登録番号:14081073)

行政書士法人スマートサイド:代表:横内賢郎/出版実績一覧はこちら


「技術職員100名以上」「年間売上100億円超」「全国展開している大臣許可業者」など大規模事業者の申請手続きも、得意としている事務所です。

お電話・メールでの「業務のご依頼・お申込み」はこちら

お電話での「業務のご依頼・お申込み」はこちら

行政書士法人スマートサイドでは、相談者1人1人への適切な対応、質の高い面談時間の提供・確保の見地から、初回に限り、1時間あたり11,000円の相談料を頂いております。

ー電話無料相談は、承っておりません。あらかじめご了承くださいー

メールでの「業務のご依頼・お申込み」はこちら

(例:株式会社○○)

(例:山田太郎)

(例:sample@yamadahp.jp)

行政書士法人スマートサイドでは、相談者1人1人への適切な対応、質の高い面談時間の提供・確保の見地から、初回に限り1時間あたり11,000円の相談料を頂いています。

「東京都の○○工事の建設業許可を取得したい。法人設立は、平成〇年。取締役としての経験が〇年。〇年以上の実務経験あり。建築科の卒業経歴あり。」といった詳細な情報を入力いただくと、許可取得に関する有益な相談を実施させて頂くことができます。

行政書士法人スマートサイドに寄せられたお客様の声

行政書士法人スマートサイドのサービスをご利用頂いたお客様からの感謝の声を、お客様のご了承を頂いたうえで、ホームページに掲載しています

  • 「ネットに顔が出ていたので安心できた」
  • 「お見積りが明確で安心した」
  • 「実際にお会いして適確なアドバイスを頂いた」など、

大変多くの『お喜び』と『感謝』の声を頂いております。次は、御社の番です。弊所サービスを利用して「東京都の建設業許可」を取得したり、「経営事項審査」や「入札参加資格申請」を無事終えている事業者さまは、たくさんいらっしゃいます。ぜひ、お客様の声を参考にしてみてください。

スマートサイド情報